毎年「これ以上食べ過ぎたら糖尿病になりますよ」と検診のたびに言われ続けてきたのが、今回ついに「糖尿病です。専門医のところに行ってください」と言われてしまいました。
そして大きな病院の糖尿病センターを受診したら、詳しい検査の結果、「すぐに教育入院してください」と言い渡されたのです。
私はアスペルガー症候群とADHDを併発しています。
発達障害を持つ人は成人病になりやすいと聞いていたので、改めてネットで調べてみました。
発達障害の医学的理解と支援の実際
あと、血糖コントロールが極めて困難な 2 型糖尿病患者が注意欠如多動性障害と判明した 1 例という症例報告も読みました。
そこに出てきた人は、毎日適量の食事をとるのが難しく日によってムラがあり、また教育入院しても糖尿病教室にテキストを持ってくるのを忘れる、翌日のスケジュールを覚えられない、血糖の話をしていても急に話題を変えるというエピソードがありました。
それからADHDで言われるのが実行機能がうまく働かないということです。
このせいでうまく自分の行動をコントロールできないようです。
ADHD-GUIDE
やはり発達障害とは切り離せない関係があるようですね。
私は昔から欲望に忠実で、「食べたい」と思ったら食べたいだけ食べていました。
赤ちゃんの頃なんてパクパク食べて、いらなくなったらスプーンを放り投げていたそうで。
「これはまずい」というレベルで太りだしたのは大学4年のとき、パチンコ屋のバイトのまかないが食べ放題だったとき。1年で10キロ太りました。またカロリーの高いおかずだらけでおいしかったんですよね~。「こんなに食べたら太っちゃう」なんて1ミリも考えませんでした。
社会人になって2年目で発達障害の二次障害に倒れ、実家に帰ってからは母のバランスの取れた料理と、スポーツジムのダイエットプログラムに参加したおかげでスッキリした体型に。
その隙に結婚して家を出てから、またどんどん太っていきました。
前にもブログに書きましたが、私は料理がとても嫌いで苦手です。だから、手早くできるフライパン料理ばかり。野菜も取り入れたバランスの良い献立がたてられない、そして何をどれくらい食べたらいいのか感覚としてわからないのが困りました。
とどめは子どもの不登校と昼夜逆転。
ますます好きなものしか口にしなくなり、食感へのこだわりがひどくなった娘に手を焼き、夜中はレトルトしか食べないのでそれに付き合い、腹が立ったら甘いものをドカ食い。ストレスもあって体重は一気に5キロほど増えました。
そんなわけで、見事に糖尿病になってしまったのですが、病院とソーシャルワーカーと相談支援員、ヘルパーさんがチームとなって支えてくれることになっています。
私はひとりじゃない。そう思うととても心強く感じます。
娘のためにも1年でも長生きしたいので、まだ合併症が出ていない今のうちに何とかコントロールできるようにしていきたいと思います。
そして大きな病院の糖尿病センターを受診したら、詳しい検査の結果、「すぐに教育入院してください」と言い渡されたのです。
私はアスペルガー症候群とADHDを併発しています。
発達障害を持つ人は成人病になりやすいと聞いていたので、改めてネットで調べてみました。
小児期から念頭にいれて対処する必要があるのは、肥満、高血圧、高脂血症(血液中のコレステロールや中性脂肪が高値となり、動脈硬化の一因となったり、肝機能障害を引き起こしたりする)、高尿酸血症(血液中の尿酸値が高値となり、痛風や腎機能障害を引き起こしたりする)、糖尿病などの生活習慣病といわれるものである。
高度の肥満では心肺への負担も大となる。
あと、血糖コントロールが極めて困難な 2 型糖尿病患者が注意欠如多動性障害と判明した 1 例という症例報告も読みました。
そこに出てきた人は、毎日適量の食事をとるのが難しく日によってムラがあり、また教育入院しても糖尿病教室にテキストを持ってくるのを忘れる、翌日のスケジュールを覚えられない、血糖の話をしていても急に話題を変えるというエピソードがありました。
ADHD 当事者のニーズは個人差があるが,誰もが血糖コントロールを良くして合併症の発症・進展を予防していきたいと思っている.この一文は心にしみました。
そのため身につけるべき技術は,ADHD の有無にかかわらず変わらない.ADHD を有する当事者は失敗経験ばかりを積み重ね,自分はできないと思い込んでいることが多い.
こういう糖尿病患者に対してその心理的問題を把握し,ケアしていくことが重要である.目標が達成できないことも多いが,決してそれを非難せず,出来たことを称賛するようにする.社会的に問題があり日常生活が困難な場合には,専門科へ紹介し治療を行ったりソーシャルサポートを行ったりすることが必要である.
それからADHDで言われるのが実行機能がうまく働かないということです。
このせいでうまく自分の行動をコントロールできないようです。
アメリカの精神科医トーマス・E・ブラウンは、ADHDにかかわる「実行機能」を6つの要素に分けて、そのなかの一部あるいは全部の機能障害のために、ADHD特有の症状が現れると説きました。
ブラウンの指摘した6つの機能とは、次のとおりです。
1.取りかかり・・・課題を整理し、優先順位をつけて、取りかかる機能。
2.焦点化・・・課題に対する注意の焦点化、注意の維持、注意の移動を適切に行う機能。
3.努力・・・課題を遂行するために意識を覚醒させ、努力を続け、適切な処理速度を維持・調整する機能。
4.感情・・・自らの欲求不満を管理し、感情を調整する機能。
5.記憶・・・ワーキングメモリー(作業記憶)を活用し、想起する機能。
6.行動・・・自分の行動を客観的に監視(モニタリング)し、必要に応じて自己制御する機能。
ADHDがあると、ここにあげたような「実行機能」をうまく働かせることができません。
課題になかなか取りかかれなかったり、意識を集中させたり、続けることに嫌気がさしたとき、その感情を抑えられなかったりします。その結果、不注意、多動性、衝動性といった行動特性が現れてしまうのです。
そうした特性の原因は、わがままでだらしない性格だからでもなく、親によるしつけがきちんとなされなかったからでもありません。脳における「実行機能」の働きが、ほかの人とは異なっているからにすぎないのです。
やはり発達障害とは切り離せない関係があるようですね。
私は昔から欲望に忠実で、「食べたい」と思ったら食べたいだけ食べていました。
赤ちゃんの頃なんてパクパク食べて、いらなくなったらスプーンを放り投げていたそうで。
「これはまずい」というレベルで太りだしたのは大学4年のとき、パチンコ屋のバイトのまかないが食べ放題だったとき。1年で10キロ太りました。またカロリーの高いおかずだらけでおいしかったんですよね~。「こんなに食べたら太っちゃう」なんて1ミリも考えませんでした。
社会人になって2年目で発達障害の二次障害に倒れ、実家に帰ってからは母のバランスの取れた料理と、スポーツジムのダイエットプログラムに参加したおかげでスッキリした体型に。
その隙に結婚して家を出てから、またどんどん太っていきました。
前にもブログに書きましたが、私は料理がとても嫌いで苦手です。だから、手早くできるフライパン料理ばかり。野菜も取り入れたバランスの良い献立がたてられない、そして何をどれくらい食べたらいいのか感覚としてわからないのが困りました。
とどめは子どもの不登校と昼夜逆転。
ますます好きなものしか口にしなくなり、食感へのこだわりがひどくなった娘に手を焼き、夜中はレトルトしか食べないのでそれに付き合い、腹が立ったら甘いものをドカ食い。ストレスもあって体重は一気に5キロほど増えました。
そんなわけで、見事に糖尿病になってしまったのですが、病院とソーシャルワーカーと相談支援員、ヘルパーさんがチームとなって支えてくれることになっています。
私はひとりじゃない。そう思うととても心強く感じます。
娘のためにも1年でも長生きしたいので、まだ合併症が出ていない今のうちに何とかコントロールできるようにしていきたいと思います。