学校に行きたくなくなって、辛くて辛くてたまらないのに、誰にも相談できない子どもたちがいます。

また、勇気を出して親に相談したのに、相手にされないどころか全く理解してもらえず、我慢して学校に行っている子達もいます。

そんな時はどうしたらいいんだろうと、私も考え込みました。

私もね、恥ずかしいけどりさが「学校へ行きたくない!」と言い出したとき、むちゃくちゃ動揺して、「学校行かなかったらどうするんだよ。将来真っ暗じゃない。頼むから行ってくれよ」という心境で送り出してました。

いわゆる「子どもは学校へ行くもの」という自分自身が子どもの頃から刷り込まれた考えを捨てられなかったのです。

「無理やり引っ張って」 はしなかったけど、黙ってそれを見てたことはあります。
同罪ですね。

だから親に話しても最初は理解してもらえないことが多いかもしれません。

そんなときは、

不登校になったら

という掲示板を開いてみて欲しいと思います。

同じように一人で悩んでいる子供たちの書き込みがあり、管理人のめんたいこさんが親切な対応をしてくれています。

また、親御さんに以下のホームページを見てもらって欲しいと思います。

上伊那こどもサポートセンターのホームページ内にある、コラム→講座の要約→エネルギーを落としている段階と回復の段階について 



不登校を克服する親の会に行って、親の皆さんがよく言っていることは、「あの時、無理やり学校に連れて行かなければよかった。私はなんてひどいことをしていたのだろう」ということです。

また、当事者の元子どもたちも(20~30歳くらい)、「あの時は誰にもわかってもらえなくて本当に辛かった」と正直な心境を話してくれます。

長い間、親子で思考錯誤して、時には修羅場を体験してきた親子たち。
「わかってほしい」 「わかりたい」
親と子の気持ちはすれ違うことが多いけれど、子どもが必死で全身で訴えてきたら、親も応えようとします。

ただ、親の方に事情があるなど心にゆとりがない場合は、なかなか受け止めきれないかもしれません。

そんな時は、親も素直に「誰か助けて!」と学校や周りにSOSを出すべきだと私は思います。

シングルマザーで親一人、子一人、もともと私は長い間神経症で苦しんでいました。

とてもじゃないけど、一人では対応しきれなくて、市の相談機関、病院、学校、親の会などに救いを求めました。

ときには、冷たい対応に落ち込むこともあったけれど、それでも「SOS」を出して本当に良かったと今は思っています。


そして、本当に辛い思いをしている子どもたちへ。

絶対に生き抜いてください。
もうだめだと思ったら逃げて下さい。
いざとなったら児童相談所や虐待110番などに電話したらいいです。(虐待じゃないと思ってもね)

私も児童相談所に電話したことはありますが、決して冷たくあしらわれることはありません。
家族と一緒に、新しい明日をつかむためには、生き抜いていくには、まず「SOS]を出すことから始まるのです。