りさの不登校に関しては、やっぱりストレスも溜まるので、小児科の先生、心理担当の先生、大阪教育文化センターの教育相談とたくさんの相談場所を利用しています。

今日行ってきたのは、大阪教育文化センター の教育相談で、不登校を克服する会 で知り合った先生方がそこで個別相談にのってくれているので行くようになりました。

ここは学校の先生の労働組合がやっているところで、相談員の先生は元学校の先生です。
最初は学校というのにアレルギーがあったので、抵抗がありましたが、話しているうちにいわゆる「学校に行くのが一番だ」と考えている先生ではないことがわかったので、思いっきり本音を話せるようになりました。

今日もしゃべりまくってきました。


昨日学校の先生が家庭訪問に来たのですが、そこで、りさがゲームのセリフを音読してみせると、「え、読めるの?」とびっくりされました。
りさは2年生後半から全然勉強していないので、何も知らないと思われることもあるのですが、音読はえげつないスピードでこなしますし(まぁ披露する以外にはしないけど)、ローマ字はパソコンしたさに3日くらいで覚えました。ローマ字の読み方も勝手に覚えていましたねぇ。

字を書くのはすごく嫌がりますが、必要に迫られたらパソコンを見ながらちゃんと読める字を書きます。
タイピングはむちゃむちゃ早いです。

面白かったのが、ゲームをしていて、「先生、東ってどっち?」と聞いたら、担任の先生は実際の方向で教えようとしたのです。
でもりさに必要なのは、ゲームの画面上の東西南北。
私が「ああ、上が北で下が南、右が東で左が西」と教えると、先生はそういう教え方もあるんですねとびっくりしていました。

それからゲームで計算問題が出てきたのです。

○+△×□=?

そこで困ったりさ。

先生に「掛け算から先にやるんだよ」と教えてもらって、電卓でさっさと計算してました。

計算するのが嫌いなので、迷わず電卓を選んだのに感心しました。
ちゃんと解決法わかってるやん。

それから先生に、仲良しだった友達が塾通いばかりでしんどくなってないか心配だって話していました。


こうした話を教育相談ですると、先生は「この話を聞いていたら、学校は何やってるんやろうって無力感を感じるわ~。ちゃんと遠回りでも興味あることを自分で学習しているし、友達のことも思いやれるしなぁ。学校いってたらできたやろうか?って思うねん」と言っていました。

確かにね、学校に行っていた時に先生に字が汚いとみんなの前で怒られて、字を書くのに拒否反応を起こしてしまったし、班学習で、たったひとり指で計算していたら友達に何度も怒られて「自分のせいで班に迷惑をかけている」って落ち込んで、最後には計算問題をしていたらパニックを起こすようになりましたから。

あまりにも真面目で、言われた通りにとってしまう子にとっては今の学校は辛いのかもしれません。