小学生で不登校!?~大人と子どもの発達障害~

小学校2年生で不登校になり、3年生で支援学校に一時転籍、そこでひどい体験をして元の学校に籍は戻ったものの、それっきり一度も登校していない娘(現在中3)と、42歳にして娘とともにアスペルガー症候群と診断、46歳でADD(注意欠陥障害)も加わった母の道のり。

もうすぐ今の精神科2年になるのに

今日は精神科の受診日でした。

「なんか気分が上がってしまってヤバい、止めなくちゃと思うときもあるし、今の気分がどうなのかわからないときもある」っていうと、

「もういい加減ね、自分の気分の状態は把握できるようになってほしいんですよね。上がりすぎなときは無理しない、もっとできると思っても止めておく。下がりすぎなときも最低限のことはできるはずですからそれはする。」

さらに、

「もう何回も何回も何回も『早寝早起きじゃなくていいから決まった時間に薬を飲んで布団に入ってください』っていいましたでしょ。気分を自分でコントロールすることはできませんが、やれることは決まった時間に寝る、薬を飲むことしかないんですよ」

と言われてしまいました。


え、先生怒ってる???


「だって、先生。できないならいいって言ってたから、私は先生が決まった時間に寝ることを望んでるって認識してなかったですよ」

「それは何度言ってもあなたができないっていうから、出来ないのならしょうがないなと思っただけです」

「それに気分の波があるってことは聞いてたけど、私、躁うつ病?双極性障害なんですか?前、先生は『双極性障害というほどのものではない』って言ってたからどうなのかな?って思ってたんですけど。診断ついてるんですか?」

「だってお薬出てるでしょ?診断はついてますよ」


なんか、私の理解力が足りなかったのかなぁと思いました。

調子が悪いときは特になんですけど、言葉に対して強迫神経症的なものがありまして、はっきりと「あなたは○○です。だから○○してください」というように曖昧さは一切抜きにして言ってもらわないと確信が持てなくなるのです。

調子に乗ってるときは、逆に言葉のあいまいさを自分の都合のいいように解釈してしまったり、相手が想定もしていないような解釈をしたりします。

どちらにせよ、相手の立場に立って考えるということが難しいのです。
何事も主観的と言う感じ。そして自分ルールに基づいての解釈になるので相手のいいたいことを結局汲み取れていないわけですね。


今日の診察はちょっと不愉快な気分だったけど、あれだけはっきり言ってもらえる方が助かります。
毎回この調子だと行かなくなってしまうだろうけど…。

精神科の先生は大変だろうなぁ。


スクーリングのちトランプ「子どもの方が大人だな」

娘の通う通信制サポート校でスクーリングを見学した後、娘は「勉強する」と言ったので私は先生に誘われて女の子たちとトランプをしました。


スクーリング中も思ったのですが、この学校ではヤンチャっぽい子と人見知りな感じの子が助け合ったり、すごく社交的で一見普通の高校に通ってそうな子と内気な感じの子が一緒にゲームしてたりという不思議な光景がみられるのですよね。
絶対、”普通の学校”では交わらない子どもたちが、カーストも何も関係なくいられる場所というか。

トランプのメンバーの中にとても社交的でアルバイトも頑張っている女の子がいました。
その子とバイトの話をしていて「怒られたりイヤなことはないの?」と聞くと、「最初の3カ月はめっちゃ怒られまくりでしたよー、もう行きたくないって思うくらい。でも『はいはい~、勝手に言っててください~』って聞き流して仕事を覚えたらむっちゃ仲良くなって、今はすごく楽しいです」と答えてくれたのです。

これはね、私にとって目からうろこが落ちまくりでした。


私は仕事を始めてからずっと、特に年をとればとるほど撃たれ弱くなって、怒られたら「私なんてだめなんだ。ここに存在することが申し訳ない。みんなの視線が痛い。」とへこみにへこみ、追いつめられた気持ちで必死にメモを取り、ノートにまとめて頑張るけどやっぱりできなくて怒られて「もうダメだ。辞めるしかない。いても迷惑なだけだ」と辞めるパターンにハマっていきました。

よく考えると発達障害による特性があり、見た目と実力にギャップがありすぎたり、どうしても苦手なことがあるのに理解されなかったりして、失敗体験を積み重ねていった結果そうなったと思うんですけど。

そういえば学生時代のバイトでそんな思いをしたことはなかったなぁ。


でも、その女の子の聞き流すスキルはすごいなと素直に感動したのでした。

また別の子は内気そうだけど、トランプについてすごく詳しくて、紙トランプとプラスチック製トランプの違い、トランプタワーはどっちが作りやすいか、そして風にも負けずに耐えられるかなどイキイキと話してくれました。

どっちの話もすごくよかった。
本当に。

そして、「子どもって大人が思っているよりずっと大人だな」と思ったのでした。


あ、ちなみに娘は一度私の様子を見に来ましたが、「勉強するから」と校長の誘いも断ってマイペースにレポートに取り組んでいました。

通信制サポート校のスクーリングを見学しました!

娘の通う通信制サポート校のスクーリングがありました。

付き添い登校をした私は、先生方の好意で見学させてもらえることに。


今回は音楽で、なんとアルトリコーダーを楽譜を見て演奏するという難易度の高い授業でした。
でも人気の先生らしくなんと9人も出席していました。

娘は小2で不登校になったので音楽の授業はほとんど受けたことがありません。
リコーダーも吹けないし、もちろん音符も読めません。
「大丈夫なのか???」とドキドキしながら見守りました。

まずは先生の説明を聞いてリコーダーを組み立てるところから。
「ああ、上下向きが違う!あ、気付いた。そうそう、それで合ってる。ん?ちゃんとはまってないぞ。わからなければ先生に聞くんだ。」
私の心の声がうるさい。つい「わからんかったら先生に聞くんやで」とこそっと言ってしまいました。

娘は首を横に振って、ひたすら自分で格闘しています。
ついに先生が気づいて、「あら、これは固いわね。本当はグリスを塗るといいのよ」と言いながらやってくれました。

そして、次は楽譜が配られてホワイトボードにドレミファソラシドの音符を先生が書いていきます。
曲は「キラキラ星」。
「さて、楽譜にドレミの読み方を書いていきましょう」と先生。

さぁ、娘どうする?
おっと、ホワイトボードを見ながら当てはまる音符を見て書いている模様。かしこい。
先生が回ってきて「うんうん、いいよ。あれ、ここはどうして書いてないの?」
「だって同じだから」
「なるほど。合理的ね」
ここで、こう返してくれるところがうれしかったですね。学校だったら怒られポイントでしょう。

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それから先生の指を見ながらドレミファソラシドの練習をして、さっそくメロディの練習をみんなでしていくわけですが。


授業の様子を見ていると、どの子がどれくらいまで学校に通っていたかなんとなくわかるんですよ。
中学に通っていた子は迷いなくついていくのですが、小学校は通ったかな?くらいの子は楽譜は書けてもアルトリコーダーの吹き方がわからない様子。

そして娘レベルになるとまず楽譜が全く読めないので固まってしまいます。
何人かそういう子がいましたが、隣の席の子がスッと自分の楽譜を見せてあげていたのが素敵でした。
リコーダーも覚えられないので口をつけずに指だけ一生懸命先生のまねをしてみたり、わからないなりにとりあえず先生を見ながら吹いてみたり。


最後は2部合奏をして終わったのですが、やはりできない子はつらかったのではないかと思ってしまいました。

でも、終わってから先生に「娘もですけど吹けていない子いましたよね?」と言うと、「でも、合ってる音もありましたよ。音も出ていましたし。」と先生の表情は明るくて。
それを見ていると、確かについて行けなくてつらい思いもしたかもしれないけれど、あまり経験をしたことのない「おんがくのじかん」を体験してハーモニーを作るなかに身を置いて参加したということに意義があるのかもしれないと思い直しました。

ちなみに娘に「どうだった?」と聞くと、「あれっぽっちの時間でリコーダーのコマンドをインプットするのは無理ゲーだわ」とのことでした(笑)。
Twitter プロフィール
42歳でアスペルガー、46歳で加えて注意欠陥障害と診断される。娘はアスペルガーで小2から中3まで不登校を通した末、今春から通信制サポート校に入学。「小学生で不登校!?」ってブログやってます。
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